授業の目標と概要 |
人間は物質的に、経済的に豊かな生活を求めて産業、経済を急速に発展させてきた。その際、大量の資源やエネルギー |
を消費し、様々な製品を大量に生産して使用し、廃棄してきた。その結果、地球規模の様々な環境問題が発生した。 |
ここでは、その実態とそれを改善するための対策である法的規制、技術開発等を述べ、持続可能な社会を作っていくため |
に我々が取るべき行動を考える。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
環境問題の実態とそれに対応する省エネルギー技術をはじめとする対策についての理解を深める。 |
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1.地球と自然環境 |
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地球の歴史、大気・海と川・土と森林の役割 |
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2.地球環境問題 |
4 |
(1)地球温暖化、オゾン層破壊、酸性雨 |
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(2)野生生物種の減少、森林破壊、砂漠化 |
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3.地球環境問題の対策に関する世界の動き |
2 |
環境と開発に関する国際会議、京都議定書 |
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4 日本の公害問題と対策 |
4 |
(1)公害問題の実情 |
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(2)ソフト・ハード対策、循環型社会 |
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5.日本のエネルギー |
4 |
エネルギー事情と対策、新エネルギーの開発 |
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6.省エネルギー |
4 |
(1)省エネルギー技術 |
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(2)ESCO事業 |
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7.環境と経営 |
2 |
環境マネジメントシステム、企業の社会的責任 |
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8.環境と商品 |
2 |
グリーン購入、ライフサイクルアセスメント、環境配慮設計 |
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9 環境と暮らし |
2 |
食生活、住生活 |
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10.コミュニティビジネス |
2 |
地域循環システムつくり |
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11.環境との共生 |
1 |
自然と将来への責任 |
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教科書 |
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補助教科書 |
「eco検定公式テキスト」日本能率協会マネジメントセンター 2500円
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履修上の注意 |
前提となる知識;熱エネルギー関連、化学の基礎について学習していることが望ましい。
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評価基準 |
環境に関する基礎知識について理解していることを試験で評価し、環境問題に関して考えていることをレポートにて評価する。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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