国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
環境省エネ技術
 
担 当 教 官 木村 芳一、斉藤 純夫
学年、学科等 5年 機械工学科 通常講義
単位数 期間 選択 1 単位 後期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
 人間は物質的に、経済的に豊かな生活を求めて産業、経済を急速に発展させてきた。その際、大量の資源やエネルギー
を消費し、様々な製品を大量に生産して使用し、廃棄してきた。その結果、地球規模の様々な環境問題が発生した。
ここでは、その実態とそれを改善するための対策である法的規制、技術開発等を述べ、持続可能な社会を作っていくため
に我々が取るべき行動を考える。
カリキュラムにおける位置づけ
環境問題の実態とそれに対応する省エネルギー技術をはじめとする対策についての理解を深める。
授業の内容 時間
1.地球と自然環境                             2
  地球の歴史、大気・海と川・土と森林の役割
2.地球環境問題                              4
(1)地球温暖化、オゾン層破壊、酸性雨
(2)野生生物種の減少、森林破壊、砂漠化
3.地球環境問題の対策に関する世界の動き                  2
  環境と開発に関する国際会議、京都議定書
4 日本の公害問題と対策                          4
(1)公害問題の実情
(2)ソフト・ハード対策、循環型社会           
5.日本のエネルギー                            4
  エネルギー事情と対策、新エネルギーの開発
6.省エネルギー                              4
(1)省エネルギー技術
(2)ESCO事業
7.環境と経営                               2
  環境マネジメントシステム、企業の社会的責任
8.環境と商品                               2
  グリーン購入、ライフサイクルアセスメント、環境配慮設計
9 環境と暮らし                              2
  食生活、住生活
10.コミュニティビジネス                         2
   地域循環システムつくり
11.環境との共生                             1
   自然と将来への責任
学年末試験 1
   
   
教科書
「地球環境化学」実教出版株式会社 865円
補助教科書
「eco検定公式テキスト」日本能率協会マネジメントセンター 2500円
履修上の注意
前提となる知識;熱エネルギー関連、化学の基礎について学習していることが望ましい。
評価基準
環境に関する基礎知識について理解していることを試験で評価し、環境問題に関して考えていることをレポートにて評価する。
評価法
定期試験75%,レポートなど25%
学習・教育目標 東京高専
C-6
JABEE
(d)