国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
倫理思想
 
担 当 教 官 川北 晃司
学年、学科等 1年 一般科目(人文系) 通常講義
単位数 期間 必修 2 単位 通期 週2時間 (合計 60 時間)
授業の目標と概要
倫理(哲学)思想が、今日に至るまでどのように考えられてきたのかを知り、学んだ知識を今後の自分と社会にどう
生かせられるかを考える。また、現代社会におけるさまざまな倫理的問題を取りあげ、それの原因と背景、対処法に
ついて、個人または班で調べ学習と発表を行い、皆で討議する。  
カリキュラムにおける位置づけ
社会科の授業として1年次に配当され、4年次必修の「工学倫理」を先取りするとともに、人文社会的教養を広く学
ぶ。
授業の内容 時間
ガイダンス 2
1.人間としての自覚と生き方 12
子ども・青年・大人
友情・フェアプレー、個性、やさしさ
生きがいと使命感、人生の目標、その他
前期中間試験 0.5
2.伝統的倫理社会思想 14
古代ギリシャの幸福論
古代中国の礼節論
世界宗教の倫理論
ベーコンのイドラ論
カントの人格論
ミルの功利論
その他
前期末試験 0.5
3.課題発表と質疑応答 14
4.現代の諸課題と倫理
生命倫理、環境倫理、情報倫理、その他
後期中間試験 0.5
5.国際社会に生きる日本人としての自覚 16
日本倫理思想
日本の美点と欠点、その他
学年末試験 0.5
   
   
教科書
「高等学校 新倫理(改訂版)人間とは何か---思索のために」(清水書院)
補助教科書
履修上の注意
ノートを随時点検する。必ずノートを取るように。もし中間試験を実施しない場合、授業中の小レポートの比重が成績評価時にとても高くなる。集中力、思考力、表現力が普段から要求され、鍛えられます。
評価基準
授業で紹介したキーワードに関する知識を習得していること、および、それらを用いて自分の考えを適切に言語化できること。
評価法
定期試験50%,提出物40%,発表10%
学習・教育目標 東京高専
D-2,D-3
JABEE
(g)(h)