国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
制御工学B
 
担 当 教 官 多羅尾 進
学年、学科等 5年 機械工学科 通常講義
単位数 期間 必修 1 単位 後期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
制御とは,システムを所望の特性で動作するようにするために,何らかの操作を加えることである.制御システムを
構成するためには,制御システムの特性を知り,何らかの方法によって設計することが必要になる.制御工学Bでは,
フィードバック制御系の安定判別ができるとともに,フィードバック制御系を設計できるようになることが目標であ
る.
カリキュラムにおける位置づけ
制御工学A,ロボット機構,応用メカトロニクス,メカトロニクス,システム制御,センサー工学,ロボティクス,メ
カトロニクス特論等に関連した内容を取り扱う.フィードバック制御系の安定判別,およびフィードバック制御系の
特性補償法に関する基本事項を習得する.
授業の内容 時間
5.過渡応答 8
 主な要素の過渡応答を理解する.
6.周波数応答 6
 周波数応答を理解する.
後期中間試験 1
7.フィードバック制御系の安定判別 8
 フィードバック制御の安定性の評価方法について理解する.ゲイン余裕と位相余裕を理解する.
8.フィードバック制御系の設計 6
 制御系の特性補償法(直列,フィードバック)を理解する.
学年末試験 1
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
金子敏夫,やさしい機械制御,日刊工業新聞社
補助教科書
履修上の注意
応用数学Ⅰ,応用数学Ⅱ,制御工学Aを復習しておくこと.
評価基準
過渡応答,周波数応答,フィードバック制御系の安定判別,およびフィードバック制御系の特性補償法について,その理解の程度を試験およびレポートによって評価する.
評価法
定期試験80%,レポートなど20%
学習・教育目標 東京高専
C-6
JABEE
(d)