授業の目標と概要 |
有機化学実験を通じて,基礎的な合成・分離・精製の操作を習得する。また,実験計画書及び報告書の執筆を通し |
て,実験に積極的に取り組む姿勢と科学技術レポートの書き方を学ぶ。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
有機化学Ⅰ,有機化学Ⅱ,高分子化学Ⅰ,高分子化学Ⅱ,機器分析Ⅱと関連 |
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授業の内容 |
1.講義 |
有機化学実験の注意事項 |
実験計画書の書き方 |
『1,4-ジ-t-ブチルベンゼンの合成』を例に説明 |
実験報告書の書き方 |
『1,4-ジ-t-ブチルベンゼンの合成』を例に説明 |
有機化学実験のスケジュール・評価方法について |
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2.アセトアニリドの合成 |
アセトアニリドの合成 |
アセトアニリドの再結晶 |
アセトアニリドのNMR,IR解析 |
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3.メタクリル酸メチルの重合 |
メタクリル酸メチル,トルエンの蒸留 |
ラジカル重合反応,反応停止,精製(再沈) |
ポリメタクリル酸メチルのNMR,IR解析 |
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4.講義,器具点検,補充 |
総括 |
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教科書 |
有機化学実験テキスト(平成19年度版) 東京高専物質工学科編集
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
実験の目的,実験手順,観察ポイント,試薬の特性・危険性,操作時に予想される危険性を予め調査し,手書きの実験計画書にまとめておく。実験計画書が未完成の状態では実験させない。報告書も手書き。完成度の低い計画書・報告書は再提出。
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評価基準 |
実験に取り組む姿勢,実験計画書,報告書の内容を総合的に評価し,有機化学実験の基本操作の習得度,実験データの考察力などを確認する。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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