国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
品質管理
 
担 当 教 官 石川 彰
学年、学科等 5年 物質工学科 通常講義
単位数 期間 必修 1 単位 前期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
 工業生産を発展させるため、品質管理は必須のものである。本授業では、将来の技術者に必要な品質管理の基礎を
習得することを目標とする。机上の学問にとどまらないように、演習、事例を通して、身近なものとして考えられる
ようにする。
カリキュラムにおける位置づけ
 応用数学と関連
授業の内容 時間
1.品質管理とは 4
・品質とは何か、品質のばらつきとは何かを理解する。
2.問題解決のためのQC手法 3
・QCの七つ道具などの基本的な方法を知る。
3.品質管理の事例 3
・品質管理の事例を特許等の文献にて見る。ここでは、特許の読み方も解説する。
4.統計的方法の基礎 4
・主な統計量について復習し、統計的にデータ解析を行う方法を学習する。
前期中間試験 1
5.管理図 4
・管理図の見方、使い方を習得する。
6.工程の解析と検定 6
・工程管理の基本的な手法、及び検定について理解する。
7.品質保証 4
・品質保証とは何かを理解する。品質保証に関する国際規格ISO-9000等についても説明する。
前期末試験 1
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
稲本稔「わかりやすい品質管理 第3版 」(理工学社、2005年)
および、プリント配布
補助教科書
谷地進「新版QC入門講座8統計的検定・推定」(日本規格協会、2000年)
履修上の注意
 授業の後半で、計算演習を行う。(卓上計算機を持参) 
 1/3以上欠席の場合はD評価。
評価基準
 品質管理の重要性を理解するとともに、基礎学力としては、教科書の演習問題で60点以上取れる力を身につける。
評価法
定期試験75%,演習等25%
学習・教育目標 東京高専
C-7,C-8,C-10
JABEE
(d)