授業の目標と概要 |
工業生産を発展させるため、品質管理は必須のものである。本授業では、将来の技術者に必要な品質管理の基礎を |
習得することを目標とする。机上の学問にとどまらないように、演習、事例を通して、身近なものとして考えられる |
ようにする。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
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1.品質管理とは |
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・品質とは何か、品質のばらつきとは何かを理解する。 |
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2.問題解決のためのQC手法 |
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・QCの七つ道具などの基本的な方法を知る。 |
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3.品質管理の事例 |
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・品質管理の事例を特許等の文献にて見る。ここでは、特許の読み方も解説する。 |
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4.統計的方法の基礎 |
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・主な統計量について復習し、統計的にデータ解析を行う方法を学習する。 |
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5.管理図 |
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・管理図の見方、使い方を習得する。 |
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6.工程の解析と検定 |
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・工程管理の基本的な手法、及び検定について理解する。 |
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7.品質保証 |
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・品質保証とは何かを理解する。品質保証に関する国際規格ISO-9000等についても説明する。 |
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教科書 |
稲本稔「わかりやすい品質管理 第3版 」(理工学社、2005年) および、プリント配布
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補助教科書 |
谷地進「新版QC入門講座8統計的検定・推定」(日本規格協会、2000年)
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履修上の注意 |
授業の後半で、計算演習を行う。(卓上計算機を持参) 1/3以上欠席の場合はD評価。
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評価基準 |
品質管理の重要性を理解するとともに、基礎学力としては、教科書の演習問題で60点以上取れる力を身につける。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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