公害には、①大気汚染②水質汚濁③土壌汚染④騒音⑤地盤沈下などがある。これらのうち、生命維持に |
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必要な空気および水に関わる大気汚染と水質汚濁について取上げる。 |
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1.大気汚染 前半は大気汚染について解説する。 |
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(1)大気汚染概論 |
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大気汚染の歴史、原因物質、人体および動植物への影響を学び、大気汚染防止の重要性を認識する。 |
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(2)大気汚染関係法令 |
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関連法令を紹介し、我々技術者が構ずるべき処置を、法令面から考える。 |
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(3)燃焼・ばい煙防止技術 |
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有害な窒素酸化物、硫黄酸化物はものの燃焼により発生することが多い。ここでは、燃焼時のばい煙の |
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発生を低減させる方法を学ぶ。 |
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(4)大気中におけるばい煙の拡散 |
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物質の大気中への拡散を学ぶ。 |
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(5)大気汚染関係有害物質処理技術 |
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(6)除じん・集じん技術 |
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有害物質を無毒なものに変えたり、物理的に捕集する方法を概説する。 |
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(7)測定技術 |
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大気の汚れを分析する方法を知る。 |
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2.水質汚濁 |
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(1)水質汚濁概論 |
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水質汚濁の歴史、原因物質、汚濁の進行など水質汚濁の全般を概説する。 |
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(2)水質汚濁関係法令 |
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水質汚濁防止法に定められている環境基準と排出基準の違いを理解する。 |
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(3)汚水等処理技術一般 |
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汚水処理は生活排水と産業排水処理に大別できる。後者はより高度な技術が要求される。ここでは、下 |
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水処理場の処理プロセスを例に、汚水の物理化学的処理、生物化学的処理について演習も交えて学習する。 |
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(4)水質汚濁関係有害物質処理技術 |
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(5)測定技術 |
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産業排水等に含まれる有害物の処理方法、分析方法を解説する。 |
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