授業の目標と概要 |
社会人として必要とされる政治と経済の基礎知識及び関係する分析力の基礎を目標とする。年間の授業のうち、前期に |
政治分野(担当:玉川)、後期に経済分野(担当:浅野)を扱う。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
1年生における倫理思想をもとに、主要な社会システムといえる政治と経済について学ぶことになる。また、同時に開 |
講される日本史の知識も必要となる。 |
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1.民主主義の構造 |
7 |
近代民主政治の異議と形成過程を理解する。 |
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2.日本国憲法 |
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人権の保障を中心に、日本国憲法の基本的性格を理解する。 |
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3.日本の政治機構及び政治状況 |
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日本における国会、内閣及び裁判所の機能や構成について理解する。また、地方自治についても概観する。 |
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4.国際社会と日本 |
7 |
現代の国際政治について、形成過程と現状を理解する。また、国際政治の問題に、日本としてどのように対 |
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処すべきか考察する。 |
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5.市場経済と価格機構(ミクロ経済) |
14 |
市場の有する需給調整機能の基本を理解する。 |
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6.国民経済の構造(マクロ経済) |
10 |
GDPや経済成長等、国民経済に関する基本事項を理解する。 |
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7.経済の諸問題 |
4 |
ミクロ経済及びマクロ経済の理論を用い、レポートやグループ・ワークにおいて、現実の経済現象の分析を |
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試みる。 |
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教科書 |
香川勝俊編『教養の政治学・経済学』学術図書出版社、2005年。
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
政治や経済を学ぶ最良の教材は、意識の高い日常生活である。毎日ニュースに接し、疑問点を調べ、考え、人と議論する習慣を身につけてほしい。また、配布されるレジュメ等をもとに、詳細にノートを作成し、授業の内容を自らの言葉でまとめていくことが求められる。
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評価基準 |
政治や経済に関する基礎的事項を理解していること。適切な情報を用いてレポート等を作成できること。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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