授業の目標と概要 |
・代表的な古典教材の読解を通じ、これらの作品が長きにわたって日本人に親しまれて来たものであることを踏まえ、 |
日本人の伝統的な常識や価値観などについて考える。 |
・専門以外の学習を通して、多角的な観点から物事を考える視野や態度を養う。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
日本の伝統的な文学作品の読解を通して、今に至る日本語の歴史の知識も深めつつ、日本語によるコミュニケーショ |
ン力の基礎力を身につける。 |
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1.ガイダンス |
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2.古文入門 「児のそら寝」 |
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まずは古典への抵抗をなくすことからはじめる。そのためには古文に慣れることだから、繰り返しの音読 |
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作業を行う。 |
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また、比較的容易な文章を口語訳しながら、古文理解のポイントをつかむ。 |
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3.かんたん国語史 「『母』は古代は『パパ』だった?」など |
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言語学的アプローチにより、古語と現代語の間の様々な齟齬(食い違い)が生じた理由についての知識を |
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深めていく。 |
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4. 随筆 『徒然草』 |
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著名な随筆を読みながら、日本人好みのものの考え方に触れ、それに対して自分なりの意見を持つ。 |
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5.和歌 「百人一首」 |
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日本の伝統的な遊びを体験する中で、日本人の伝統的な美意識や感受性に触れ、それらについて考える。 |
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6.物語 『伊勢物語』 |
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著名な物語作品を読みながら古文に慣れ、また、文法や敬語に関する簡単な知識を身につける。 |
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7.俳諧 『おくのほそ道』 |
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古文のリズムに慣れ、一方、江戸時代の風俗についての理解を深める。 |
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教科書 |
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
・新しい単元に入る前には、その単元の本文をノートに書き写し、口語訳もしておくこと。 ・古語辞典(電子辞書でも可)を持参することが望ましい。 ・中学校で学んだ日本史の知識や、修学旅行等で訪れた京都の思い出を随時活用すること。
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評価基準 |
提出物と小テストにより、普段の受講態度を、定期試験により、理解度を評価する。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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