国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
メカトロニクス
 
担 当 教 官 下井 信浩
学年、学科等 3年 機械工学科 通常講義
単位数 期間 必修 1 単位 後期 週2時間 (合計 30.5 時間)
授業の目標と概要
 メカトロニクスとは、メカニクス(機械工学)とエレクトロニクス(電子工学)を合成した世界で通用する和製英
語である。近年では、ロボットに代表されるような機械と電気の複合技術が必要とされている。本講座では、メカト
ロニクスの構成要素である、センサー(スイッチ)、コントローラー(制御装置)、アクチュエーター(モーター)
などを主に学習する。
カリキュラムにおける位置づけ
試験レベルは教科書の問題や例題相当とし,60点を目標点数とする.自学自習ノ−トを作成すること。
授業の内容 時間
1.メカトロニクスの概要(メカトロニクス技術の発達の歴史と背景) 4
 (1)日本における位置づけ
 (2)身近にあるメカトロニクス製品
 (3)メカトロニクスシステム 
2.メカトロニクスにおける機械要素 4
 (1)歯車やカム等の部品について
 (2)メカトロニクス材料
 (3)力学等に関する演習
3.制御技術 4
 (1)シ−ケンス制御について
 (2)フィ−ドバック制御について
 (3)フィ−ドフォワ−ド制御について
4.センサ技術
 (1)センサの種類,役割 4
 (2)センサの種類と使い方,選択方法
 (3)センサシステム
5.アクチュエ−タ
 (1)アクチュエータの種類,役割 4
 (2)アクチュエータの特徴と分類
 (3)アクチュエータとその活用
6.ロボット(ア−ムロボットについて) 4
 (1)機構
 (2)制御
 (3)プログラム 4
7.ロボット設計
 (1)把持部の設計と制御 
8.まとめ 2
前期末試験 0.5
教科書
メカトロニクス:三浦宏文監修(オ−ム社)
補助教科書
メカトロニクス入門(森北出版)
履修上の注意
試験問題はノ−トからの出題を検討中であるので、授業時間は欠課の内容に注意すること。
評価基準
試験(80%)、レポ−ト(20%)などの結果をもとに評価。60点以上の理解力を身につければ合格。しかし、欠課1/3以上は不合格。
評価法
定期試験80%,レポートなど20%
学習・教育目標 東京高専
C-6
JABEE
(d)