授業の目標と概要 |
本講座は無線通信システムの基礎から、最新のディジタル機器までの基本的な理解を目標に授業を進め、無線機器の |
知識と造詣を深める。また、無線従事者資格認定に必要な科目である電波法について解説する。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
これまでに習得した電子工学の基礎を前提として、無線従事者に必要な無線工学の知識へと発展させる。また,実務 |
の世界では,専門工学の知識のみならず、専門に関連する法令についても習得しなければならないということを理解 |
させ |
る。 |
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1.電波法の概要・無線局の免許 / 電波法の用語の定義、電波法の目的、無線局の開設、免許の欠格事由 |
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、免許手続きについて学ぶ。 |
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2.無線設備・無線従事者 / 電波の型式、送信設備の一般的条件、無線設備の操作、無線従事者の資格等 |
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について学ぶ。 |
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3.無線局の運用・書類・監督・罰則・雑則 / 目的外使用の禁止、混信の防止、秘密の保護、備え付けを |
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要する業務書類、電波法に規定されている罰則等について |
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学ぶ。 |
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4.通信システムの概要 / 通信システムの基礎を理解する。 |
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5.基本的な変調・復調理論 / 変調・復調理論の基礎を理解する。 |
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6.送信機の構成と電気的特性 / 送信機の基本構成を理解する。 |
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7.受信機の構成と電気的特性 / 受信機の基本構成を理解する。 |
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8.ディジタル変復調理論 / ディジタル変復調理論の基礎を理解する。 |
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9.テレビジョン / テレビジョンの基礎を理解する。 |
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10.電源・雑音 / 電源、雑音の基礎を理解する。 |
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教科書 |
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補助教科書 |
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履修上の注意 |
事前に電子回路、電磁気学の基礎を復習しておくこと。
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評価基準 |
無線機器の基礎である送受信機の基礎と変調方式の基礎が理解できていること。電波利用に関する規則の理解を深め、無線技士として必要な知識の習得が得られていること。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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