国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
情報通信工学特論
 
担 当 教 官 青野 正宏
学年、学科等 2年 専攻科機械情報専攻 通常講義
単位数 期間 選択 2 単位 前期 週2時間 (合計 31 時間)
授業の目標と概要
情報通信の基礎となる技術,原理,プロトコル,ネットワークの形態などについて再確認するとともに,今後も変化
が大きいと予想できる情報通信分野に将来の技術も柔軟に吸収して分析・設計できる能力を身につける.
カリキュラムにおける位置づけ
情報通信工学を履修した経験のない学生にとっては,情報通信工学の基礎を理解するとともに最近の技術が教養とし
て知ることができるものとする.情報通信工学を履修したきた学生にとって,情報通信工学の基礎を復習するととも
に,習得住みの技術をベースに最近の情報通信工学の動向・知識が得られるものとする.
授業の内容 時間
1.コンピュータネットワーク概論 8
コンピュータネットワーク序論,通信プロトコル体系(OSI TCP/IP),データリンク,LAN,ネットワークプロ
トコル,トランスポートプロトコル,アプリケーションプロトコル,セキュリティ
2.テーマの提示と概説 2
最近の技術動向の概説と調査の方法,発表の方法について説明する.
3.テーマに関する発表と討議
提示されたテーマまたは学生が申告し,担当教員が適切であると認めたテーマについて文献を調査し,文章 20
にまとめるとともにその内容について発表をおこない,質疑応答をおこなう。深堀りが必要な場合には,継
続して行う.テーマのまとめとして担当教員が不備補足と解説を行う.
受講者に情報通信工学未受講者なしの場合は,コンピュータネットワーク概論の時間を4時間とし,テーマに
関する発表と討議の時間を23時間に増やす.
受講者が少ない場合は、教員による解説の時間を増やす.
試験の方法
授業で行ったテーマのうち,いくつかを提示する.提示されたテーマの内から,いくつかを選択して指定し
た文字数でまとめる. ただし,受講者が直接調査担当したテーマを除く.
前期末試験 1
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
なし.プリント配布を行う. また、必要に応じて調査資料を貸与する.
補助教科書
なし.
履修上の注意
評価基準
発表資料の原稿及び発表内容がその基本を押さえていること.加えて定期試験において選択した課題の基本を押さえた解答をしていること.
評価法
レポートなど60%,定期試験40%
学習・教育目標 東京高専
C-6,C-10
JABEE
(d)