国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
基礎機械要素
 
担 当 教 官 森下 達哉
学年、学科等 4年 機械工学科 通常講義
単位数 期間 選択 1 単位 前期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
代表的な機械要素の基本機能および力学的強度の計算法の基礎を学び,確実に身につけるが目標である.したがっ
て,授業では,過去の講義内容の復習となる部分がある.授業方法としては,概念の解説と並行して,演習,機械要
素の設計を取り入れる.
カリキュラムにおける位置づけ
機械は構成する基本要素が機械要素である.したがって本科目は機械工学系科目の基礎として位置づけることができ
る.2年次の機構学,3年次の機械設計法A・Bの総まとめを行う科目であるとともに,設計製図科目への準備を行う科
目になる.
授業の内容 時間
1 4月16日 ガイダンス・ねじの基礎(力学モデル,種類)を学ぶ 2
2 4月23日 ねじの強度,効率を学ぶ 2
3 4月28日 ボルト,ナット(注:土曜日実施)を学ぶ 2
     4月30日 振替休日
4 5月7日   軸とキーの強度を学ぶ 2
5 5月14日 軸継手の種類と強度を学ぶ 2
6 5月21日 すべり軸受と強度を学ぶ 2
7 5月28日 ころがり軸受と強度を学ぶ 2
8 6月4日 試験前演習 2
前期中間試験 1
9 6月18日   リンク機構(スライダクランク,揺動クランク)を学ぶ 2
10 6月25日 平歯車の強度1 2
11 7月2日 平歯車の強度2 2
12 7月9日 平歯車の設計 2
13 7月16日 ばねの振動周期,固有振動数を学ぶ 2
14 7月23日 試験前演習 2
     7月25日〜 8月1日 前期末試験
 
15 8月6日 まとめ 2
前期末試験 1
   
   
   

(続き)
教科目名
基礎機械要素
 
教科書
機械設計法(第2版),塚田忠夫,吉村靖夫,黒崎茂,柳下福蔵  森北出版
補助教科書
新編 JIS 機械製図 吉澤武男編著 森北出版
履修上の注意
設計計算に必要なので電卓を常に持参すること.
評価基準
機械要素の基本機能を理解するとともに,力学的強度計算方法の基礎を身につけているかどうかを,定期試験結果(中間試験結果と前期末試験結果の平均値)とレポートで評価する.
評価法
定期試験60%,レポートなど40%
学習・教育目標 東京高専
C-6
JABEE
(d)