| 授業の目標と概要 |
| コンピュータを用いていろいろな機器を制御するためには,インタフェースとなる電気,電子回路の設計,製作,利 |
| 用が欠かせない.本科目は,電子回路で用いられる素子の特性と利用法について取り扱い,実際に回路を使用する場面 |
| において,それらを適切に利用できるための基礎を修得することを目的とする. |
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| カリキュラムにおける位置づけ |
| オームの法則,キルヒホッフの法則,記号法など,電気回路Ⅰ及び電気回路Ⅱで学んだ諸法則と解析法を利用できる |
| 知識が必要である.また,情報工学実験Ⅱにおいて,関連した実験を行なう他,コンピュータ計測制御,情報工学実験 |
| Ⅲ(前期)とも関連がある. |
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| 1.半導体 |
3 |
| (1)不純物半導体とキャリヤ |
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| ・電子回路素子の基本材料である不純物半導体の基礎 |
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| ・半導体中の電流の振る舞いについて |
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| (2)PN接合 |
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| ・キャリヤの性質と整流作用 |
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| 2.ダイオード |
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| (1)電気的特性 |
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| ・電圧の向きと電流の流れ方 |
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| ・電圧−電流特性 |
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| ・データシート |
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| (2)応用回路 |
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| ・整流回路 |
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| ・リミッタ |
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| ・上記回路における入出力電圧の関係 |
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| (3)LED点灯回路 |
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| ・設計法 |
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| 3.トランジスタ |
6 |
| (1)構造と基本的な動作 |
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| ・キャリヤと電流の振る舞い |
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| ・接地,バイアス,直流電流増幅率 |
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| (2)静特性 |
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| ・静特性のグラフ(データシート) |
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| ・動作点と負荷線 |
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| (3)スイッチング回路 |
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| ・必要性と動作の概要 |
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| ・設計法 |
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| 4.FET |
3 |
| (1)構造と基本的な動作 |
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| ・キャリヤと電流の振る舞い |
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| ・トランジスタのとの違い |
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| ・電気的特性(データシート) |
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