授業の目標と概要 |
情報科学全般の基礎となる離散数学の代表的な概念,記法,論法について学び,論理的思考を身につけることを目的と |
する. |
内容は,集合,写像,関係,再帰,記号論理の初歩の概説である. |
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カリキュラムにおける位置づけ |
本科目は論理回路Iの上位科目,情報数学IIの下位科目として位置づけられている. |
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1.集合・写像・関係 |
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(1) 集合 |
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・集合の記法 |
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・集合の性質 |
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・集合の演算 |
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・直積 |
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(2) 写像 |
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・写像の定義 |
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・写像の記法 |
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・単射と全射 |
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・逆写像 |
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・合成写像 |
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・写像のグラフ |
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(3) 関係 |
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・関係とは |
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・関係の合成 |
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・反射律/対象律/推移律 |
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・同値関係/順序関係/整礎関係 |
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2.再帰 |
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(1) 再帰的構造 |
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・生成文法とBNF記法 |
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・オリジナルプログラミング言語の定義 |
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3.記号論理 |
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(1) 文の記号化 |
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・論理式 |
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・式の真理値 |
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・結合子の相互関係 |
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(2) 命題論理 |
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・恒真性と充足性 |
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・式の標準形 |
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・標準化への手続き |
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