国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
電気回路Ⅰ
 
担 当 教 官 鈴木 孝
学年、学科等 2年 情報工学科 通常講義
単位数 期間 必修 1 単位 前期 週2時間 (合計 30 時間)
授業の目標と概要
コンピュータのハードウェアを構成する論理回路、電子回路は電気回路が基になって動作していることを理解する。
この科目ではその基礎となる電気回路の中の直流回路を扱う。物理的な電気的現象からはじめ、様々な法則を学ぶこ
とにより基本的な電気回路の基礎を修得することを目的とする。
カリキュラムにおける位置づけ
2年後期に行われる論理回路Ⅰ、3年前期に行われる電気回路Ⅱに継続していく。
授業の内容 時間
1.電気回路と基礎電気量 1
 情報工学分野での電気回路の位置付け 2
 電荷と電流の物理量
2
 電圧、電力、電力量の意味とその単位
 (関連演習問題)
2.回路要素の基本的性質 2
 直流と交流の違い
3
 電気抵抗とオームの法則
 (関連演習問題)
1
 インダクタンスとキャパシタンスの概念
前期中間試験 1
3.直流回路
 直流電源とその等価回路
 抵抗の直列接続と合成抵抗の計算
 直列抵抗のよる分圧 3
 (関連演習問題)
 コンダクタンスと並列接続の計算
 並列抵抗による分流 3
 (関連演習問題)
4.直流回路網
 

(続き)
教科目名
電気回路Ⅰ
 
授業の内容 時間
 直並列回路における合成抵抗の求め方
 各端子での電圧、電流の計算法 6
 (関連演習問題)
5.キルヒホッフ則
 電流則と電圧則の考え方
 電気回路網におけるキルヒホッフ則の適応 5
 網目電流法
 (関連演習問題)
前期末試験 1
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
教科書
著者:西巻正郎   書名:電気回路の基礎   発行所:森北出版
補助教科書
履修上の注意
課題を自宅で行い、レポートとして提出する。その解答を次回担当を決めて黒板に書くことにより理解するので、必ず事前に勉強しておくこと。
評価基準
直流回路における電圧、電流、電力の概念が理解できる。直並列回路網における合成抵抗、電圧、電流を計算式を立てて求めることができる。
評価法
定期試験75%,レポートなど25%
学習・教育目標 東京高専
C-1
JABEE
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