授業の目標と概要 |
ものづくり基礎工学の体験にもとづいて、電気工学を学ぶための基礎事項を、体験的に学習する。大きな目標とし |
て、 |
つぎの4つの目標がある:(1)直流回路と交流回路の理論を理解するための助けとなる、種々の現象を観測する、 |
(2)電磁気学の理論を理解するための助けとなる現象を観測する、(3)基本的な測定器の使用方法を習得する、 |
(4)観測結果を見やすく整理する方法の習得する。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
2年生で学習する「基礎電気回路」「電気回路Ⅰ」や3年生で学習する「電磁気学」の理解に不可欠と思われる電気 |
工学の基礎事項を、体験的に学習する。また、電気の仕事に不可欠な測定器の使用方法を学ぶ。これは、3年生の科 |
目「電気電子計測」につながる。創造力は、基礎的な知識や道具を、どれだけ理解して使いこなせるか、にもかかっ |
て |
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授業の内容 |
実験の内容 |
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前期前半:直流回路 |
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01 直流起電力、電圧、抵抗、電流 |
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02 〃 |
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03 網目状回路の電圧と電流 |
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04 〃 |
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05 分圧と分流 |
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06 〃 |
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前期後半:回路要素 |
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07 電圧電流特性と抵抗の測定:金属線 |
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08 電圧電流特性と抵抗の測定:電 球 |
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09 電圧電流特性と抵抗の測定:ダイオード |
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10 電気回路及び電磁気学に関係する事項:直流ブリッジ回路 |
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11 電気回路及び電磁気学に関係する事項:コンデンサの性質 |
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12 電気回路及び電磁気学に関係する事項:コイルの性質 |
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後期前半:交流回路 |
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13 正弦波交流、電圧波形、電流波形、抵抗、オシロスコープ |
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14 〃 |
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15 交流回路におけるコンデンサの電圧と電流 |
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