国立東京工業高等専門学校 シラバス 国立東京工業高等専門学校トップページへ戻る シラバス 閲覧戻る
教科目名
機械設計製図A
 
担 当 教 官 志村 穣
学年、学科等 3年 機械工学科 実験
単位数 期間 必修 2 単位 後期 週4時間 (合計 60 時間)
授業の目標と概要
(1)機械設計法で学んだ知識(強度計算法、設計手順他)を、設計計算課程で生かし、
   目的とする機械を設計する方法を学ぶ。
(2)機械要素によって最適な選択方法を学ぶ。例えば、ころがり軸受けは機能から
   最適な軸受けを選定し寿命を計算する。
(3)機械要素の集合体(歯車減速機)の設計と製図の流れを体験する。
カリキュラムにおける位置づけ
機械工学科の3本柱のうちの「ものづくり工学系科目群」の一つである。
3年生で機械設計法Aと機械設計法Bを習得して、実際に設計して
図面に表すことをする教科である。
ものづくりにおける基礎科目である。
授業の内容
1.ねじジャッキの設計
   材料の許容応力の計算法
   曲げ応力の計算法
   圧縮応力の計算法
   座屈荷重の計算法
   全体としての機能設計
2.歯車減速機の設計
   軸の設計
   ころがり軸受けの寿命計算および選定方法
   標準平歯車の強度設計
     (歯の曲げ強さ、面圧力の強度計算法)
   歯車減速機として全体のバランスを考えて設計
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
教科書
機械設計法 森北出版 塚田、吉村、黒崎、柳下著、
自作プリント
補助教科書
新編 JIS機械製図 森北出版 堀幸夫他著
履修上の注意
所定の期日までに設計計算書および図面を提出すること。
設計計算書は、提出してチェックを受けること。
図面も提出時には、チェックを受けること。
評価基準
設計計算書と図面について評価を行う。
評価法
設計計算書+図面100%
学習・教育目標 東京高専
C-2,C-9
JABEE
(d)(e)(h)