授業の目標と概要 |
コンピュータネットワークに関し,主として上位層に焦点をあて,ネットワークのプロトコルとその基礎となって |
いるトラフィック理論の基礎を理解する。あわせて実用上の主流となっているTCP/IPの知識と利用について理解・修 |
得する。 |
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カリキュラムにおける位置づけ |
情報通信工学Ⅰ及び情報通信工学Ⅱに継続するものであり、この知識が必須である。また、確率統計の知識も必要 |
とする。 |
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1.通信トラフィック理論概要 |
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数学の復習・ 待ち行列・ M/M/1(n=∞)モデル・ M/M/1(n=N)モデル・ M/M/s(n=∞)モデル |
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即時式モデル・ ポラチェックヒンケンの公式 |
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2.LAN |
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LANのネットワーク基本構成・ LAN参照モデル・ メディアアクセス制御プロトコル |
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LANの高速化・ トラフィックの分割とVLAN・ その他のネットワーク・ 論理リンク制御 |
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インターネットワーキング技術 |
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3.ネットワークプロトコル |
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データ交換方式 |
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4.ネットワークプロトコル(続) |
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パケット交換・ネットワークプロトコルの課題・ルーティング方式・論理リンク制御 |
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インターネットワーキング技術 |
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5.トランスポートプロトコル |
4 |
トランスポート層の機能・コネクションの確立と切断・負荷の軽減 |
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6.ワイヤレスネットワーク |
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ワイヤレス通信・衛星通信ネットワーク・ モバイルコンピューティング |
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7.アプリケーション |
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応用プロトコル |
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8.試験の解説とまとめ |
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教科書 |
「コンピュータネットワーク概論」 発行:ピアソンエデュケーション (情報通信工学Ⅱに用いた教科書を継続使用する。)
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補助教科書 |
マスタリングTCP/IP 3版 オーム社(情報通信工学Ⅱより継続使用) プリント配布
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履修上の注意 |
配布したプリント資料、返却した演習はファイルして授業に持参すること。また、演習問題を除き再配布しないのでなくさないようにすること。
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評価基準 |
情報通信工学のネットワーク上位層のプロトコルについて理解できるようになること。
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評価法 |
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学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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