| 授業の目標と概要 |
| ディジタル信号処理の技術は通信,画像,音声,圧縮など,現在では不可欠な基盤技術となっている。 |
| 本科目では,ディジタル信号処理導入部の概要および,基本技術であるDFTに関連する部分を中心に, |
| ディジタル信号処理の基礎概念理解を目的とし授業を進める。 |
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| カリキュラムにおける位置づけ |
| 電気・電子回路,コンピュータ計測制御,線形代数といった基礎科目の前提が必要となるので理解を深めておく。 |
| C言語やエクセルを利用し進めるため,プログラミング等の関連科目をよく復習しておく。 |
| 平行して行われる応用数学や制御工学とも関連する部分があるので注意しておく。 |
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| 1.信号とその入力方法 |
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| ガイダンス |
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| アナログ信号とディジタル信号 |
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| 標本化,量子化 |
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| エイリアシングとその問題 |
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| フィルタとアンチエイリアス |
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| 基本的なフィルタ |
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| オペアンプを利用したフィルタ |
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| 2.正規直交 |
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| 直交関係 |
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| 相関係数 |
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| *上記関連内容について随時実験・演習等を行う |
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| 3.相関関数 |
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| 相互相関関数 |
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| 自己相関関数 |
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| 4.離散フーリエ変換 |
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| 離散フーリエ変換 |
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| 周波数スペクトル |
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| 基本的な窓関数の利用法 |
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| *上記関連内容について随時実験・演習等を行う |
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| 教科書 |
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雨宮好文,佐藤幸男:信号処理入門(オーム社) Webによる教材の提供
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| 補助教科書 |
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| 履修上の注意 |
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プログラミング手法などの内容を良く復習しておくこと。 本科目は45時間の学修で1単位となる。 課題などが時間内に終わらない場合は,自主的に進め,期限内に提出する。
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| 評価基準 |
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DFTを中心とした信号処理の基本的な計算を理解し,ディジタル信号処理のコンピュータによる実現を通し,文書作成,ソフト開発等に関する経験を積む。
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| 評価法 |
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定期試験50%,レポートなど30%,その他提出物など20%
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| 学習・教育目標 |
東京高専 |
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JABEE |
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