学校生活の様子

1年間の主な学校行事

本校は,前期・後期の2期制になっており,全校または学年ごとに 年間を通して様々なイベントが行われています.

4月(1年)
入学直後に学外で合宿研修を1泊2日の日程で行います.

4月(2年)
情報工学科に配属になった新2年生と情報工学科教員で,オリエンテーションを行います.

5月(全校)
体育祭が開催されます. 学生会が中心となって企画しており, 学生・教員が参加してのイベントとなっています.

7月下旬~8月頃(3年)
工場見学や地域見学を盛り込んだ研修旅行をクラス単位で行います.

8月頃(4年)
実際の企業で社会経験を積むために,インターンシップが行われます. それぞれの学生がそれぞれの企業にお世話になり約2週間の研修を行います. インターンシップ終了後には成果報告会も開催されます.

10月(全校)
全校をあげて,くぬぎだ祭(文化祭)が開催されます. 土曜・日曜の2日間開催されますが, クラスや部活動その他の組織で, それぞれの日頃の成果が沢山公開されます. 学科では研究室公開や,自主企画による成果公開なども行われています.

12月(主に3年・4年)
学科のOBを招いて,学科講演会が開催されます. 先輩から仕事の話や在学中の体験談など,有意義な話が聞けます.

3月(2年)
冬季学校(スキー教室)が行われます.

授業

 本校はものづくりのできる技術者を養成することを教育目標として掲げています. 授業は大別して座学,実技,演習・実験などに分けられます.

座学:
主としてクラス単位で教室で行われますが, 選択科目など一部は他の学科の同学年の学生と再編成して授業が行われる場合もあります. 授業でコンピュータ等の機器が必要な場合は,コンピュータ演習室等で実施されることもあります.

実技:
体育などで,グラウンドや体育館を用いて実施されます.

情報工学科の演習・実験:
情報工学実験室やコンピュータ室などで行われ,測定器を用いる回路設計などのハードウェア演習や プログラム作成などのソフトウェア演習があります.

ハードウェア演習:
制御の基礎技術を用いるライントレーサをグループで製作し,速さを競うコンテストも実施しており, ロボコンなどの基礎技術に通じています.

定期試験

 定期試験は前後期に2回ずつ,合計4回実施されます. 実施時期は,概ね前期は6月,9月,後期は11月,2月となっています. 各科目はS(特に優秀),A(優),B(良),C(可),D(不可)の5段階で評価されます.

課外活動

 学生会や部活動(体育系・文化系・同好会等)など,様々な活動が行われています. 高専の特色であるロボットコンテスト・プログラミングコンテストに対する活動も活発で, このようなコンテストへの参加経験を通して,世の中で大活躍しているOBも沢山います. 正規の授業はもちろんですが,このような課外活動にも積極的に参加し, 青春時代を完全燃焼させることは,今後の人生に大きなプラスになると 考え,学科としても強く参加を奨励しています.

卒業研究

 学生ごとに個々の研究テーマを決め,研究内容や成果を1年かけてまとめます. テーマは,本人の希望と適正を考慮しながら,指導教員と相談して決めますが, 良い成果を残すためには自発的な工夫と努力が必要です. 研究内容は,学科公開などで学生が来訪者に説明する場もあります. 優れた研究成果は,学会等でも発表します.