どんな学科?

 電気工学科は電気に関する総合学科です。その対象とする分野は非常に広く、コンピュータ、インターネット、世界に進出しているロボット、技術開発で米国と競争しているLSIなどの半導体、衛星・光通信や携帯電話に代表される移動通信などの新しい通信、持続可能な社会の実現にとって大切な再生可能エネルギー利用などが該当します。本学科では、将来、優秀な電気技術者になる素地を育てるために、「基礎は深く、応用は広く」を教育目標に情報・通信、電子物性・デバイス、エネルギー・制御の3分野を柱に教育課程を編成しています。
 授業では、考え方や基礎知識をよく理解できるように、講義と実験実習を有機的に結合するなど教育効果の上がる方法が工夫されています。研究に関する素養については卒業研究で1年間研究室に入り、自発的に研究課題に取り組み、研究の基本的な方法や論文のまとめ方を学ぶとともに、豊かな創造性の育成を図ります。また、学内のみの活動に留まらず、企業の活動経験を得るためのインターンシップ、見聞を広めるための工場見学により、社会的な体験や幅広い視野を身につけることができます。
 電気工学科の教職員は、いずれも各々の分野において、第一線で活躍する研究者により構成されています。15歳という極めて若い段階からこのような教員たちと触れ合うことで、技術者として高い素養を身につけることができます。

カリキュラムマップ

 

 知識と経験を双方向に循環させるスパイラル型教育を採用しています。

教員からのメッセージ